ミニマリストのファッション【少ない服でお洒落に魅せる】
筆者はミニマリストですが、福岡市内某所で洋服販売兼スタイリストとして働いております。洋服を沢山持っているからといってお洒落だとは思いません。
筆者が考えるお洒落な人とは、自分のスタイルを表現している人です。
自分のスタイルを表現するための洋服であれば、必然的に数より一点一点の質が重要になってきます。
昨年発売され、ベストセラーとなっている
フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質"を高める秘訣~という本があります。これを読んで、かつ自分をしっかり理解している人であれば私服を10着まで減らしてもお洒落に表現することが可能です。
10着なんて無理だろうと思う方も多いでしょう。
しかし次の3ステップで実際にそれは可能となります。
- 自分の生活スタイル、趣味、雰囲気等から表現したいスタイルを確立する
- そのスタイルを表現する為に必要な洋服を10着決める
- それに合わせて断捨離、買い足しを行う
ルールは
ジャケットやコート、靴や小物は10着に入れない
合わせで着るものは1着としてカウントする(スーツ等)
季節によって中身の入れ替えは可能
では筆者を例にしていきましょう。
1.自分の生活スタイル、趣味、雰囲気等から表現したいスタイルを確立する
筆者は身長はやや高め、体型はかなりの痩せ型ですので基本のシルエットは細身で揃えます。
落ち着いた雰囲気でミステリアスさを醸し出したいので、カラーは白、黒をメインにします。
The BeatlesやBob Dylanが好きなので、音を感じる様な表現をします。
2.そのスタイルを表現する為に必要な洋服を10着決める
ここでの10着は今所持している洋服の事は考えなくて良いです。
筆者の10着は
白のスーツ、黒の3ピース
白シャツ、黒シャツ、黒ドットのクレリックシャツ
白無地カットソー、黒無地カットソー
黒ベロアパンツ
オールシーズンで10着で収まりました笑
3.それに合わせて断捨離、買い足しを行う
今所持している洋服で上記のリストにあるものだけ残してその他は全て売ってしまいます。そしてそれを資金にリストで足りないアイテムを買い足しましょう。
買い足しで妥協はしてはいけません。考えぬいた10着のアイテムなのに、お気に入りでないものが混ざってしまうと良いスタイルは表現出来ません。
また、買い物の途中でリストにない欲しいものがあった場合はリストの中からそのアイテムと入れ替えても良い物があるかどうか考えてみて下さい。入れ替える価値があれば購入して良いですが、そうでなければ必要ありません。
今回の3ステップで自分を表現するお洒落が分かったと思います。
大事なのは自分を表現することです。
雑誌に載っているから、流行っているから、と何でもかんでも真似する雑誌のコスプレをしている人なんか全くお洒落ではないです。
筆者が心からお洒落だと思う友人は2人だけです。
1人は同業者の親友、もう1人は尊敬できる作家さんです。
2人とも自分を理解し、表現したいスタイルを確立しています。
そういう人、輝いて見えませんか?
この記事を読んで下さった方の中で、1人でも多くの方が自分のスタイルを確立できる事を祈っています。
スタイルが確立出来た!という方やここが分からない!という方、コメントかTwitterお待ちしています。
フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質"を高める秘訣~
- 作者: ジェニファー・L・スコット,神崎朗子
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2014/10/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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