湯シャンを始めたきっかけ
本日2015年8月13日で湯シャン開始から丁度7ヶ月が経過しました。
そこで今までの湯シャン生活を次回の記事から振り返ってみたいと思います。今回はまず湯シャンについて
- 湯シャンとは
湯シャンとはシャンプー剤等を用いず、お湯や水のみで洗髪することです。
シャンプー剤を用いて毎日洗髪すると髪は乾燥してしまい、頭皮に必要な常在菌まで洗い流してしまいます。
簡単に言えば「シャンプー剤だと必要以上に洗ってしまうから、水だけで洗って必要な皮脂や常在菌は残そう」ということです。
- 湯シャンで大切なこと
水だけで洗うといっても適当に流すだけで良い、というわけではありません。
まずお風呂に入る前にしっかりブラッシング(猪毛のブラシがおすすめ)を行ない、髪の縺れを解くことが大切です。
次にお湯の温度ですが、個人差や季節の差がありますが、基本的に34〜35℃のぬるま水(人の体表面温度とほぼ同じ)がおすすめです。理由は体から出た汗や皮脂等の分泌物は体表面と同じ温度の水で流れ落ちること、油温が熱すぎると肌が乾燥してしまう為です。
夏は基本この温度を守り、冬は風邪を引かない程度の水温で洗うのが良いですね。
- 臭い、ベタつきは大丈夫?
といっても臭いやベタつきは心配ですよね?
ご安心下さい。最初の数ヶ月こそ今までのシャンプー生活で洗いすぎていたため皮脂分泌量が多くベタつきを感じますが、湯シャンに慣れ皮脂の分泌量が落ち着けばベタつきは感じません。寧ろ洗いすぎのほうがベタつきのもとです。臭いに関してはシャンプー等の良い香りでごまかしは出来ませんが、臭いということはありません。その人個人個人の体臭がする、というだけです。タモリさんも石鹸やシャンプー剤は用いないそうですが、あのお年で加齢臭は全くないそうです。
しかしブラッシングをさぼってしまうとベタつきます。面倒がらずにしっかしブラッシングしてから洗う様心がけましょう。
- 始めるタイミングと頻度
この記事を読んで興味を持ってくださった方、今すぐ湯シャンを始めましょう。
思い立ったが吉日です。しかし湯シャンを始めやすい時期も存在します。
筆者の様に冬から始めると暑さやベタつきに悩まされる心配もなくスムーズに湯シャンに移行出来ます。ベタつきが気になる夏には湯シャンも軌道に乗っている為、そこまでストレスなく継続が出来ます。始めるなら今すぐor冬まで待って下さい。
また湯シャンの頻度ですが、初めての方がいきなり完全湯シャンにするのは難しいかもしれません。しかし筆者は今年の1月13日に湯シャンを初めて以来一度もシャンプー剤を使っておりません。元々洗浄力の強すぎないオーガニックシャンプーを使っていたこともあってかベタつきはほとんど気にならず移行出来ました。ベタつきが気になる時はお湯の温度をいつもより高く設定するだけで汚れがしっかり落ちます。(40℃でシャンプー剤と同等)なので、湯シャンを始めたら一気に始める、ベタつきが気になる時はシャンプー剤を使わず湯温を高くして対応する。
これが湯シャン移行のコツです。
- 筆者が湯シャンを始めた理由
筆者は元々美容師をしており様々なシャンプー剤を使っていました。しかし良いシャンプー剤というものはとても高く月にシャンプー代だけで1万円を超える月が殆どでした。そんな中「外国人は毎日シャンプーしないのにどうして髪が綺麗なんだ?」と疑問に思い調べた結果我々日本人は髪を洗いすぎているという結論になり湯シャンを始めてみたのです。結果毎月かかっていたシャンプー代はなくなり、髪も綺麗に保つことが出来ています。
今までの7ヶ月の途中経過は明日から記事にしますのでお待ちください。
今のシャンプーに疑問を持っている方、髪を健康に綺麗に伸ばしたい方、一緒に湯シャンしませんか?
最後に湯シャンについて書かれた著書を紹介します。
シャンプーをやめると、髪が増える 抜け毛、薄毛、パサつきは“洗いすぎ"が原因だった! (ノンフィクション単行本)
- 作者: 宇津木龍一
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2013/08/10
- メディア: 単行本
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